今から夏バテになる!?初夏からはじめるおすすめの対策
新緑の5月。爽やかな気候で過ごしやすい時期とも言われていますが、気温が安定しない日もまだまだあって体調を崩す方も増えています。
ゴールデンウィークなど長期の休み明けで生活リズムが乱れたり、気温差が大きかったりすることが原因で、すでに「夏バテ」を感じている人もいるようです。
5月の夏バテは、夏本番の夏バテよりも症状が軽いことが多いですが、放置しておくと重症化してしまう可能性もあります。
目次
そもそも夏バテとは?
「夏バテ」と聞くと、真夏の暑い時期に起きるイメージがありませんか?でも「夏バテ」は、この時期からでも起こります。
体がだるくなったり、頭が重く感じたり、食欲が低下し食事が摂りにくくなったり、ひどい時には、めまいや吐き気などを引き起こす「夏バテ」ですが、その「夏バテ」は自律神経と深い関係があります。
私たちの体は、自律神経の働きによって暑さを感じると汗をかいて、熱を放出し体温一定に保つようにします。
しかし、夏はクーラーなどで室内は冷えているので、室内外の温度差を多く感じる機会が増えており、自律神経が乱れやすくなるのです。
夏バテを防ぐために
夏バテは、日々の生活習慣や環境を見直すことで防ぐことができます。ここからは今年、夏バテになりにくい体を作るための対策などご紹介していきます。
規則正しい生活
規則正しい生活でリズムを整えること、そして睡眠時間をしっかりと確保することを意識しましょう。また、朝食をしっかり食べて1日3回の食事を規則正しく摂ることも大切です。
水分補給
汗をかいて失われた水分をしっかりと補給しましょう。水や麦茶だけでなく、スポーツドリンクなどでミネラルを補給するのもおすすめです。またのどが渇いたという感覚になる前に、細めに飲むようにすると良いでしょう。
適度な運動
運動不足は、夏バテの原因の1つになります。暑い日だから動かないというわけではなく、涼しい時間帯などにウォーキングやジョギングといった有酸素運動や、ヨガやストレッチなどの軽い運動を無理なく続けてみるのがいいかもしれません。
栄養バランスの良い食事
夏バテには、ビタミンやミネラルが豊富な緑黄色野菜や、スタミナをつける肉類や魚介類を積極的に食べるのがおすすめ。また、食欲がない場合は、うどんやそばなどの消化がしやすく、食べやすい麺類もおすすめです。
冷房の使い過ぎに注意
冷房の使い過ぎは、体を冷やしすぎて夏バテの原因になります。あまり冷えすぎないような温度の25℃前後を目安に設定し、扇風機などを併用して空気を循環させるようにしましょう。
予防におすすめな運動
夏バテ予防には、体を動かすこともおすすめ。体を動かして血流促進や発汗作用が促され、身体が軽くなります。体を動かすことでストレス解消や睡眠の質向上にも繋がりやすくなるのです。
●お手軽ストレッチ
1.仰向けに寝て、両手はお腹に置いてください
2.両足の裏を合わせ、骨盤が開いていることを意識しましょう
これは骨盤と足首のストレッチになります。
お腹の上に両手を置いてゆっくりと深呼吸しながら行うと、足先だけでなくお腹も温まります。
●ラジオ体操
皆さんもご存知のラジオ体操は、ストレッチや筋トレの要素が入っているので、手軽に運動するには最適。短時間でできることもあり、おすすめです。
手軽に栄養摂取
夏バテになると食欲が落ちてしまい、食事を抜いてしまったり、偏ったものばかりを食べてしまうことで栄養が偏りがちになってしまいます。この時期こそしっかりと栄養をとることで、夏バテを予防ができます。
ここでは、おすすめのレシピをご紹介します。
<冷しゃぶサラダ>
疲労回復効果がある豚肉を使い、さっぱりと食べられる1品です。
【材料】(2人分)
豚ロース肉(しゃぶしゃぶ用)…200g
お好みの野菜…80g
お好みのドレッシング…適量
水
①鍋に湯を沸かし、豚肉をさっと茹でる。冷水に取り、キッチンペーパーでしっかりと水気をふき取る。
②お皿に野菜を盛り付けて、その上に茹でた豚肉を盛り付けます。
③お好みのドレッシングをかけて完成
参照:https://www.momoya.co.jp/media/summer_heat_prevention_recipe/
夏バテ知らずの体で夏を乗り切ろう!
3か月予報で発表されていましたが、今年の夏はここ数年の夏に比べても暑いと予想されています。5月の段階ですでに夏日を記録することも多々あり、これから先も暑い日が増えることが増えるでしょう。
夏に向けて、少しずつ対策しつつ今年の暑い夏を乗り切りましょう。